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Happy Rich - 我、今、ここに、生きる -

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米国の住環境と教育

 -住環境と子供の教育-  2004.12.17記

アメリカでの生活は、駐在時代も含めてすでに14年目。その間、5ヶ月で渡米した上の息子も14歳、アメリカで生まれた下の娘もすでに11歳。

そんな我が家を紹介します。

まず、今住んでいる家。

我が家です

アメリカのいいところの一つは、広い家、ひろい庭、自然あふれる環境、といった、子供にとっては願ってもない条件に住めるところ。

今の家は、中流の中ぐらいの家で、周辺はほとんど幼い子供を持つ若い夫婦が多い。

つまり資産家が多いわけではないが、それでも各戸の敷地は400坪ほど、家の建坪も日本式に言えば250平米前後(こちらでは、敷地が0.35エーカー、居住エリアは2800~3000ft2 というが)あり、日本では考えられない広さ。

そして全館冷暖房完備、車庫も電動ドアつきの2台分あるのが普通。アメリカに来たときにはこれが2千万円ほどで買えるので、有頂天になってしまったぐらいである。

それから10数年、家も値上がりしているが、現在住んでいる家(写真)でも高々3000万円ちょっとである。加えて、ローン条件がゆるいので、実際はその10分の1も払わずに住める。アメリカ人はこうして次々に値上がり益をふところに転居する人が多い。

といっても子供たち当人は、至極当たり前の感覚なので、親がこんな家に住めてありがたく思え、と叫んでも柳に風。

そこは歯がゆいところだが、サブデビジョン(一種の団地:うちのそれは400軒ほどの一戸建てが集まっている)の中に、ウォータースライダ-付きのプール、夜間照明付きテニスコート6面、室内アスレチック/エクササイズ施設、ビーチバレーコートなどがあり、いつでも無料で利用できる。

子供たちも夏の間は、一日おきにある団地のスイムチームに参加、2週間に一度ほど、他の団地とのチーム対抗戦もあり、また、時々はテニスを親子で楽しむなど、十分にこれらの恩恵を受けている。

まあ、子供たちがありがたがるかどうかは別にしても、本当に子育て環境としては、日本の状況とはかなり異なる。

反面、子供同士が遊ぶときも、家同士がかなり離れている場合が殆どで、常に親が車での送り迎えを強いられる。親の方も大変だが、子供にとっても、親の都合によっては友達と遊ぶこともできない。

勢い、平日の何も無いときなどは、部屋にこもってプレステやらゲームキューブにはまり、最近では、インターネットでのオンラインゲームや友達とのチャットなどにはまっているようだ。

この辺は、日本と大差ないかもしれないが、子供のPC教育が、小学校の低学年から行われているのが普通で、地域にもよるが、このあたりでは殆ど一人一台のPC保有が普通となっている。

これも親の懐には痛いところではあるが、いまどき、下手な勉強より、PCに親しむことはよっぽど将来役に立つ、と思っているので、これだけは余り予算を惜しむことなく、奮発している。



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